タロット占いの手順
タロットで占う時にどのような手順で占うのか、どのようなポイントがあるのか理解しておきましょう。
占う内容をはっきり決める
タロット占いをする時に「質問の設定」はとても大切です。
曖昧な質問では、曖昧な結果しか返ってきません。
例えば「恋愛について」という質問では大雑把過ぎです。
恋愛というテーマだけでも、
- 今シングルでこれから恋人が欲しい
- 気になっている人とお付き合いできるのか
- 恋人と喧嘩してしまって仲直りできるか
みたいに内容が違ってきます。
【具体的な質問形式に絞り込む】という事を意識しましょう。
上手な質問設定は占いの精度がかなり上がります。
シャッフルする
占う質問が決まったらシャッフルを行います。
- テーブルに広げたタロットクロスの上をいっぱいに使ってかき混ぜましょう
- シャッフルは右回り(時計回り)に行うこと
- その際は集中して気が散らないよう注意して無心にかき混ぜる
- 十分に混ざったなと感じたら1つの山(1ブロック)にまとめます
場所によってテーブル上で十分にシャッフル出来ない場合は、シャッフル後にトランプをカットする要領でカードをステア(カット)して下さい。
カットする
シャッフルが終わったら次はカットです。
- 利き手ではない方の手で1つのブロックを3つに分ける
- 同じ並びにならないよう、違う順番で1つのブロックにまとめる
鑑定者と別に質問者がいる場合は、質問者にカットしてもらって下さい。
シャッフルとカットについての詳しい記事はこちらです。
スプレッドを行う
占い開始です。
まずは質問に合ったスプレッドを選びます。
カードの展開は何枚目から?
カードを展開する時ですが、何枚目のカードから出すのか?という問題があります。
一番上から順番に出す方法もあれば、何枚かを伏せたまま捨ててからという方法もあります。
ちなみに、ライダー版、トート版などの魔術系タロットは7枚目から引くというパターンがあります。特に個人的に採用した方法が無ければ7枚目のカードから展開していきましょう。
カードは表向き?裏向き?
カードを展開していく時に、裏のまま並べたら良いのか、表にして並べるのか、という問題もあります。
結論から言えば、どちらのやり方もあります。特にこちらでなければいけないというルールはありません。
ちなみに筆者は表向きで並べる方法を採用しています。
リーディング
カードを読み解きましょう。
「質問は何なのか」を念頭にカードを見ていきます。
カードを読み解くのに集中し過ぎて、質問を忘れないように。
解説書を見る前に、まずは絵柄やカラーで全体的なイメージを掴んで下さい。
それから、1枚1枚のカードを見て下さい。
1枚のカードだけに引っ張られないように。その為のスプレッドです。
カードをしまう
占いが終わったら、丁寧にカードをしまいましょう。
しまう前にカードの枚数を確認すること。
シャッフル中にカードが飛んでいってしまう事もあります。
- 大アルカナ 22枚
- 小アルカナ 56枚
合計78枚です。
タロットは大切な相棒です。
定期的な洗浄なども含めて丁寧に扱ってあげましょう。